カプチーノは別に好きでも嫌いでも【曰佐住吉神社】

ちょっと聞いてください。例えばなんですけど。

ボーっとしてると、ふと無意識に頭の中でなにかしらのフレーズがリフレインしている。そんなことありませんか。

私にはそういうフレーズが一つあって、別に困るってことはないけど、なんだかなと思うわけです。

そのフレーズというのは『ウン カプチーノ ペル ファヴォーレ』。

ずいぶん昔、テレビでイタリア語講座をたまたま見ていたんです。

その中で先生が、リピートアフターミーとかそんな感じで言うんで私も一緒に言ってたら、頭にこびりついてしまったのだ!!

カプチーノくださいって意味だけど、私はカプチーノはいらないんだな。

前世がイタリア人だったのかってくらい頭にこびりついているんで、私はイタリア語に向いているんだろうか。通訳とか目指したり!?

 

春だなあ。

そんなことを考えながら【曰佐住吉神社】へ向かって歩いていたんです、本当に。

『西鉄大橋駅』から南の井尻方面へ進んで↓

那珂川に架かる『井尻橋』を渡ると↓

右手には『香蘭女子短期大学』があって、その後ろに新幹線の高架。↓

そこを右に曲がって真っ直ぐ高架に沿って進みます。↓

すると都市高速と新幹線の高架が見事にクロスする場所があって↓

ここは的場南の交差点。南区の曰佐地区。‘おさ’と読むんだそうです。

 

この交差点から少し細い道を入ったところに鎮座するのが【曰佐住吉神社】。↓

ご祭神は住吉三神である「底筒男命(ソコツツオノミコト)」「中筒男命(ナカツツオノミコト」「表筒男命(ウワツツオノミコト)」。

またその他にも「香椎大神(←神功皇后)」「若大神(←応神天皇)」「高良大神」「埴安比売神」が祀られているとのこと。

由来書きがありましたので↓

読んでみると↓

6世紀の初め、大和朝廷は外交の重要な拠点として、筑紫国の那の津口に『官家(みやけ)』を設けました。

すると中国や朝鮮といった国々との交流が行われることになります。その通訳の人々が住んでいた場所が、ここ日佐の地だといわれています

とありました。ちなみに上曰佐地区に「百済」の、そして下曰佐地区に「漢」の「訳語(おさ)=通訳」が住んでいたのだそう。そして↓

航海の安全や鎮守の神として筑前那珂郡に住吉三社(上社は現人神社、下社は博多住吉神社そしてここ曰佐住吉神社)が居かれたのでした

と記されています。また、【曰佐住吉神社】に纏わるお話はこんな具合。↓

【曰佐住吉神社】の起源は536年前後。のちの元禄六年(1963年)に旧社殿が創建されますが、大正四年に全焼してしまいます。

ただちに再建すべく『香椎宮』から古殿の払い下げを受けました。また絵馬殿のほうは購入したあと、村人みんなで運んだよ!!

だそうです。

(※『香椎宮』のお話はこちらでも↑)

さてこちらが拝殿で↓

本殿。↓

絵馬殿があって↓

「素盞鳴神社」。↓

板碑という石碑。↓

これは先祖を敬うためのもので、梵字が刻まれているらしい。↓

といったところで、そろそろ家路へ。帰りに、カプチーノでも飲みに寄っちゃう!?春だし。冬っぽいけど。ホントは飲みに行かないけど!!

※写真の一部は、写真素材サイトunsplashのものを使用しています。


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【曰佐住吉神社】

福岡市南区曰佐1丁目8-11