フレーズだけがそっと馬出の地に消ゆ【三隅神社】
先日、福岡市東区の馬出地区をぼんやり歩いていたら↓
ちょうどすれ違った二人組がいて、一瞬だけ会話が聞こえたんです。それはこんな具合。
「ゴンゴンですよ、もうゴンゴン」
その怪しげなワンフレーズだけを残し、そのあとに続く言葉は風の中に消えていったのであった。
なにがゴンゴンなのか、ゴンゴンとはなんなのか。
聞き慣れないオノマトペに想いを馳せていると、ふと通り沿いに鳥居を見つけましたので↓
さっそく近づいてみることにしました。こんにちは。↓
扁額には『正一位三隅神社』。ここは三隅神社。↓
続いて参道を歩いていくと、鳥居がどどどどどっと続いていて↓
ちょっと振り返ってみるとこんな景色。↓
境内にはなにかしらの碑が立っていたり↓
こちらは手水舎。↓
どもども。↓
どもどもども。↓
社殿。↓
本殿。↓
拝殿の神額には「高倉神社」「三嶋大明神」「三角大明神」「権九郎大神」。なんだか豪華。↓
由緒書きや案内板などは見当たりません。
おや、こちらにも鳥居が。↓
扁額には「高原神社」とあって↓
右のところに説明書き。↓
読んでみると↓
高原宮は三角神社神殿に合祀しています
高原宮とは、先述の神額にあった高原神社でしょう。ということはあと2つ鳥居がある!?
さっそく境内を探し歩いてみると、も一つ鳥居を発見。↓
鳥居の扁額には「椿九郎大明神」。↓
同様に説明書きがあって↓
こうありました。↓
椿九郎宮は三角神社に合祀しています
なるほど。とすると残すは1社。それはこちらの↓
三嶋大明神。の扁額そして↓
説明書き。↓
読んでみると、もちろん↓
三嶋宮は三角神社に合祀しています
である。
つまり、ここ三隅(角?)神社には「高倉神社」「三嶋大明神」「権九郎大神」の3社が合祀されていて、現在はそれらの鳥居だけが残されているんだよ、ということなのだろうか。
詳細が分かりませんから、あくまで推定です。え待って。これがゴンゴン!?続く。↓
【三隅神社】
福岡市東区馬出1丁目20-21