八咫烏の咫は長さの単位という【小烏神社】

福岡市の中央区を走る城南線に沿って、薬院方面から桜坂方面へと向かいます。そして桜坂の上り坂手前で↓

少し脇へ入っていき↓

そこから住宅街の入り組んだ路地の中を進むと↓

【小烏(こがらす)神社】が鎮座しています。

 

別称は【小烏大明神】というんだそう。

では鳥居をくぐって、ぐいぐいと石段を上っていきます。

上りきったところに案内板がありましたので、読んでみると↓

創建は不明だけれど、古来より薬院に鎮座する古社で、地元の人々の篤い信仰を受けてきました。社名そして地名ともども、ご祭神である「八咫烏」に由来するといわれています

とのこと。

ご祭神は「建角身神(八咫烏)」。土地の守護神。

ちなみにこの「建角身神」は、八咫烏に化身して『神武天皇』が熊野から大和に入る時に道案内をしたのだそうです。↓

また、八咫烏というのは三本の足を持つカラスで、「太陽の化身」だとか「導きの鳥」とされており↓

三本の足は「天」「地」「人」を表すという説や

また「熊野三党」の威を表すという説もあるとのこと。

漢字の感じでは八の咫の烏。「八」というのはいったいなにが「八」なのか!?

まず「咫(あた)」。これは古代の長さの単位で、手を開いたときの中指の先から親指の先までの長さのことを指すらしく

だからそのまま当て嵌めれば、八咫烏というのはその八倍の大きさの烏!?

さて、こちらは境内社の『天満宮(菅原道真)』で↓

そして『稲荷神社(倉稲魂神)』。↓

『小烏神社』境内は広くてゆったりしてて、裏のところには小さな公園がありました。

烏もいましたよ。ホントホント。お互い道を譲らなかったなあ。(遠い目)

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【小烏神社】

福岡市中央区警固3丁目11-56