宇美駅から勝田駅まで辿ってみた【勝田線5/5】
勝田線を辿る大冒険-最終回-
ふとした思いつきで【勝田線】の跡を辿り始めて、今回で5回目です。そして最終回。
前回はといいますと、
『志免駅(跡)』から『宇美駅(跡)』まで辿りました。
今回は【勝田線】の最終地点である『筑前勝田駅(跡)』へ、あれこれ振り返りながら目指していこうと思います。(※↓はスタート地点の吉塚駅の様子)
では再出発。
『JR宇美駅』の駅前広場を抜けて少し進んだら、再び遊歩道へ入っていきます。↓
ちなみに【勝田線】の跡というのは、『JR吉塚駅』から『勝田駅跡』までの全長13.8キロで、そのうち遊歩道が10.6キロを占めるらしいです。
さて遊歩道が終わって、普通の道路になったと思いきや、↓
また遊歩道!?みたいな。↓
その道すがら、いい感じの橋があって、ここは『貴船緑道公園』というみたい。
こういう横断道がちょっと面倒だけど、しっかり迂回しますよ。↓
『四王寺坂緑道公園』を過ぎて、↓
こんにちは!!
「船石橋」を渡ります。↓
鯉のぼり!!↓
散策は楽しいけれど、なんで今【勝田線跡】を辿っているのか、ふと我に返りがち!!
そもそもなんですけど、勝田線ってなに!?勝田線ってなんだっけ!?そんなあなたのために、最終回だけど【勝田線】について今一度復習しておきましょう。↓
【勝田線】の始まりは、海軍炭鉱が志免で採炭を開始した際に創設された『筑前参宮鉄道』。
1918年に『宇美』『筑前勝田』間が開通し、1919年に『吉塚』『筑前勝田』間が開通しました。
その後、5社合併によって「西日本鉄道」になり、それから国有化されて【国鉄勝田線】になったわけです
そののち↓
時代が変わり石炭需要の低下に伴って、【勝田線】もその役割を終えることになりました
そして今、私の【勝田線】跡を巡る旅もまた、終わろうとしているのだ!!↓
あのおじさんも私にエールを送ってくれている雰囲気。
緑のアーチが見えてきて↓
またレトロフューチャー。↓
そしてこのアーチで、とうとうゴールかな!?と思わされがち。違いますよ!!
さらに道は続いていて↓
このトライアル(ショッピングセンター)のある場所が、『筑前勝田駅(跡)』とききました。つまりここが真の最終目的地。↓
念のため遊歩道の終わりのところまで行って様子を見てみると、こんな感じ。↓
これにて【勝田線】跡を巡る旅は終了、つまり解散です。さようなら。さよーならー。
(※宇美町立歴史民俗民俗資料館には「勝田線」のあれこれが展示されていてオススメです!↓)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
(※書籍『九州の鉄道おもしろ史/弓削信夫』を参考にさせていただきました)
【筑前勝田駅(跡)】
福岡県糟屋郡宇美町原田4丁目19