結局、椎の香が漂うから伝説【香椎宮06】

前回の続きです。↓

これまで数回の記事に渡り、福岡市東区の香椎地区に鎮座する【香椎宮】を散策し、

境内のあちこちを徘徊してきました。↓

ちなみに前回はといいますと、ひといきに本殿を駆け抜けました。駆け抜け過ぎたのかもしれません。↓

今回は、境内を裏手から飛び出して【古宮】なる場所を目指したいと思います。こんにちは。↓

ちなみに『不老水』(↓)のほうは、ずいぶん以前に一度訪ねたことがありますので、

今回は割愛します。ごめんなさい。

それでは出発。

 

本殿裏から先へ進むと、神社が鎮座。↓

こちら『巻尾神社』というんだそうです。↓

見上げてみたり。↓

そばに説明書きがありましたので↓

読んでみると、こんな具合。↓

ご祭神は「中臣烏賊津大連命」。仲哀天皇・神功皇后に仕えた五大臣の一人で、仲哀天皇崩御後、神功皇后・武内宿祢とともにご神託を授かる役目を担い、三韓親征の際には香椎の守護を命じられました

また↓

雷命として武芸に優れ、宮司家の一つ三苫家の祖先神、また中臣氏の祖先神と伝えられています

とのこと。本殿。↓

では【古宮】へ向かいましょう。そばに案内図。↓

ちなみにこちらは、以前『不老水』を訪れたときの地図。味わいが深みです。↓

ゆるやかな坂道を下ると↓

鳥居があって↓

鳥居を出たすぐのところに↓

【古宮】が鎮座。↓

案内から分かる通り、この道をそのまま進んでいけば不老水のある『不老水大明神』が鎮座しています。↓

今回は右へ進んで【古宮】を訪ねます。「香椎宮起源の地」とのこと。↓

奥まで進むと、厳重に管理されていて、↓

由来書きがありましたので↓

読んでみるとこうありました。↓

摂社古宮大明神址。ご祭神は「仲哀天皇」。神功皇后は天皇の御棺をこの椎木に立てかけられました。この時御棺から香が漂ったことから香椎の名が起こるという伝説が

また、書籍『福岡県の神社』から古宮について参照させていただくと↓

仲哀天皇の行宮・橿日宮があった場所。香椎宮創建の地

とのこと。

 

周囲をこういう風に石柱で囲まれており、↓

その内側には『神木 香椎』。↓

振り返るとこんな景色。↓

ここからさらに奥へと進むと、↓

おや!?

『仲哀天皇大本営御!?!?』。光が絶妙に邪魔をする。↓

そばに説明書きがあって↓

さっそく読んでみると「仲哀天皇崩御の地」「仲哀天皇の大偉業」「香椎廟址」などなど記されていました。↓

仲哀天皇は信託を拒否したがために、ここ古宮で崩御。↓

それからしばらくのち大正時代に、神功皇后が祀られる本殿へ合祀されたのだそうです。↓

といったところで、一連の【香椎宮】散策はこれにて終了となります。↓

読んで下さりありがとうございました。↓

また会う日まで。ごきげんよう。


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【香椎宮】

福岡市東区香椎4丁目16-1