ベリアンに紋様を頂部にはサイ鳥【東平尾公園03】

前回の続きです。↓

前回はといいますと、福岡市博多区にある【東平尾公園】の丘陵地帯を西へ東へと駆け巡ったのでした。↓

それでは今回も引き続き、元気いっぱい園内を散策していきたいと思います。こんにちは。↓

『ひとやすみの丘』から下り終えて、『博多の森球技場』周辺まで戻ってきました。ここでいったん地図を確認しておきます。↓

それでは出発!↓

そのまま適当に辺りをブラブラ歩いていると↓

橋の欄干に「1990とびうめ国体」と記されていたり、↓

また、こちらは【東平尾公園】を貫く大通りなんだけど、その名も『ユニバ通り』だったり。ちらちらっと公園のテーマが垣間見えてくるようです。↓

そしてその大通りを渡る横断歩道そばには、なんとも奇妙な棒が立っているではないですか。↓

これこれ、なんですこれ!?

さっそく近くへ寄ってみると、そばに説明書きがありましたので↓

読んでみるとこうありました。↓

ケリリエン(マレーシア)。ケリリエンは東マレーシア・サラワクに住むカヤン族が部族長をまつり、部族の安全を祈って建てるもの。ベリアン(通称アイアンウッド)という非常に固い木に独特な紋様を彫り込みます

続きます。↓

頂部に取り付けられた飾りは、同じくサラワクに住むイバン族が作ったもので、ブロンケンヤランと呼ばれるサイ鳥をモチーフにしたものです。地上高10m、直径0.7m

とのこと。ちなみにマレーシアのサラワク地区はこちらで、↓

グーグルマップの説明書きによりますと↓

サラワク州は、ボルネオ島北西部の海岸沿いに位置するマレーシアの州。南シナ海沿岸に多くのビーチ、内陸部は岩の多い熱帯雨林の密林がある。州都のクチンは、サラワク川を囲む活気あふれる都市。クサラワク王国の白人王の旧宮殿であるアスタナ宮殿や、海賊の侵入を阻止するために建てられたマルガリータ砦などの19世紀の歴史的建造物があります

だそうです。海賊の侵入を阻止するために建てられた「マルガリータ砦」!ロマンたっぷり!

そして「アスタナ宮殿」。こちらの宮殿はどういうわけか、グーグルマップでは近づけない仕様なのかな!?

さらに、内陸部の密林、↓

からの、「ケリリエン」である。あれ?これってトーテムポールっぽくないですか。小学校の運動場にありましたよね!?↓

とかいって、そんなにトーテムポールのこと知りませんので、wikipediaでチェックしてみると↓

北アメリカ大陸太平洋に面した北西沿岸部に住む先住民インディアンの多くが、家の中、家の前、あるいは墓地などに立ててきた柱状の木造彫刻の総称。家族の出自、家系に関わる紋章や、「所有する」伝説、物語の登場者など文化的伝承に基づいて彫刻された。

とありました。マレーシアとアメリカ。なにか関連性はあるのかな。民族の移動とか伝播とか。それはそれでさておきまして!

まだまだ【東平尾公園】の散策は続くのであった。お話の続きはまた次回に。よろしくお願いします。↓


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【東平尾公園】

福岡市博多区東平尾公園2丁目1-2