塔四面の各一文字は四方仏をあらわす梵字【般若寺跡】
前回の続きです。こんにちは。↓
前回は、福岡県太宰府市の朱雀地区に鎮座する『菅原神社』を訪ねました。↓
そしてその高台に立って、ここは高台だし景色がいいねと呟いたのであった。↓
今回は『菅原神社』の裏側へ廻って、元々の目的地へ向かおうと思います。↓
神社前の通りを少しだけ進んで右折するとそこから坂道がのびているので、なんとか腰をふんばって頑張って上ります。↓
そこからさらにごにょごよっと小道を進んでいくと↓
住宅街の民家と民家の間に、怪しげな塔が。↓
こちらが今回の目的地【般若寺跡】。
案内板がそばにありましたので↓
さっそく読んでみると↓
般若寺は大化5年(649)、大宰帥に任ぜられた蘇我日向が、孝徳天皇の病気平癒のために建立したと伝えられるけど、出土する瓦からは8世紀の奈良朝の建立ともされています
また↓
いつ滅びたかは不明だけど、この地は般若寺跡と伝えられ、塔の心礎と石像七十重塔が建っています
とのこと。こちらが七重塔ですね。↓
もう少し続きます。↓
この七重塔は鎌倉時代の作。石材は御影石、塔の四面にある各一文字は四方仏をあらわす梵字
7世紀かと思ったら8世紀で奈良時代かと思ったら鎌倉時代。これは難解です。
さてそのまま住宅街の路地を歩いていくと↓
通りの角に『榎寺』と書かれた案内が出ていて↓
角の先にも案内板があって↓
向こうに見えるのは、前回訪れた『菅原神社』じゃんか!!↓
なんだこっちが近道じゃん。じゃん!?↓
ということで、この情報をみなにシェアしておわります。おわり。
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【般若寺跡】
福岡県太宰府市朱雀2丁目16-20