実は駐輪場奥に木炭槨木棺墓【二日市駅堀池遺跡】

先日、JR二日市駅の西口から初めて降りてみたんです。↓

西口の駅前はなんだかすっきりさっぱりしていて↓

歩いてすぐのところに駐輪場が。

そしてその駐輪場のフェンスに説明書きが貼り付けてありましたので↓

さっそく読んでみたいと思います。こんにちは。↓

堀池遺跡。大宰府条坊郊外の古代墳墓群。堀池遺跡では平安時代の墓が広がっていることが分かりました。その一つ「木炭槨木棺墓」は墓壙(墓穴)の周りに円形の溝とその外側に方形の溝を巡らせていました。この墓は他の墓に比べても特に大きく中心的な墓であったと考えられます。木棺の周りに蓋状の木槨を設けて、周囲に木棺を保護するために大量の木炭を詰めるという、手厚い埋葬を行っていました

ネットで調べてみると、木炭を詰めるのは吸湿のためだというお話がありました。

 

こちらは復元図その他。↓

続きます。↓

この墓からは国内唯一の完成品で唐代の越州窯系青磁の唾壺が出土。当時の大宰府では唐や新羅の商人と盛んに交易が行われており、それは「唐物」と呼ばれる舶来品。堀池遺跡は、大宰府条坊の南郊外の格式高い「葬地」とみられ、古代大宰府において重要な遺跡

とありました。「唾壺」の様子。↓

またこちらの遺跡全景を確認してみると、線路に沿った駐輪場の奥辺りに「木炭槨木棺墓」があったと読み取れますよね。↓

奥辺りっていうのは、この駐輪場の↓

あっちの辺り。といったところで、駐輪場をあとにしたわけなんですが、↓

それから幾日を経て、再びJR二日市駅西口へと降り立ったお話は、しばし時を待ちたい。↓


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【JR二日市駅西口自転車駐車場】

福岡県筑紫野市二日市西1丁目15-8