非時香菓をずっと待ち続けて【太宰府天満宮05】
前回の続きです。↓
前回、福岡県太宰府市に鎮座する【太宰府天満宮】の社殿裏へ廻り、そこに掛けられていた厄晴れひょうたんを見て、ひょうたん久しぶりに見たと思ったのでした。↓
では今回も続きます。社殿裏の摂社脇を通り抜けていたら↓
鳥居があって↓
こちらは『菓祖 中島神社』。↓
そばに説明書きがありましたので↓
読んでみると↓
ご祭神は製菓道の神様「田道間守命」。日本書紀の中に次のような記述があります。「田道間守命」が垂仁天皇に「非時香菓」を探し求めるよう命じられました。「香菓」とは果実の意。「田道間守命」は海を越え、常世国にてなんとか探し出し日本へ戻ったのでした
しかし!↓
勅命を受けてからはや10年が過ぎ、天皇はすでに崩御されていました。そこで天皇の御陵に「非時香菓」を献上。嘆き悲しんだ「田道間命」は死に絶えてしまったのでした
そののち↓
故郷但馬国に中嶋神社として祀られることになりました。当宮の『中島神社』は九州菓子業の守護神として勧請されたものです
とのこと。お菓子が食べたくなってきた!
その隣りには『芭蕉句碑』が立っており↓
さらに進むと↓
こちらは『摂社 老松社』。↓
そして『菅公歴史館』。↓
社殿を裏から見るとこんな具合。↓
なんて書いてあるのか分かりません。↓
まだまだ先へ進んでいきますよ。↓
『包丁塚』そして↓
『野見宿祢公碑』。↓
説明書きによりますと↓
野見宿祢は道真公の祖先にあたり、また相撲の祖神でもあります
だそう。また↓
『筆塚』についても説明書きがあって↓
道真公は書道の神として信仰されました。筆塚は使い終えた自分の筆に感謝して納める場所
とありました。
その『筆塚』が立つ正面には『夫婦樟』。↓
ここから奥へ進んでいくと↓
いい感じの御茶屋さんが並ぶ区画になっていて、↓
おやまあステキな雰囲気。
ちなみに現在地はこんな感じ。↓
『天開稲荷神社』!ああ訪ねたい。早く訪ねてみたい!!↓
そのお話は次回に続きます。よろしくお願いします。↓
【太宰府天満宮】
福岡県太宰府市宰府4丁目7-1