宝の精に出会えたら福禄を得るという言い伝え【千代森神社】
先日、福岡市博多区の千代地区に鎮座する【千代森神社】を訪ねましたので、そのお話です。こんにちは。
博多区吉塚での用事が済んで外に出ると、あまりに暑くてたまらないので、近くのショッピングモール『ブランチ博多』へ寄ってしばらく涼むことにしたんです。↓
ようやくなんとなく落ち着いたので、じゃあジュースでも買って帰りますかって再び外へ出るとやっぱり暑くてたまらない。うつろな感じで妙見交差点の信号を待っていると、↓
県道607号の通りの向かいに、鳥居があるのが目に入ってきたのであった。↓
おおと思った私は、さっそく訪ねて写真でも撮っておこうという気分になったので、さっそく向かってみたんです。
鳥居前に案内板。↓
読んでみると↓
ご祭神は食物を司る神そして商売繁盛・産業の守り神である「宇迦之御魂神(うかのみたま)」
とあって、由緒書きには↓
当地は鎌倉時代の頃、松の木以外の樹が一本もない「千代の松原」という風光明媚な海辺にあったと伝えられています。時の領主がこの地に社殿を建て、地主神として『妙見様(北極星)』を祀った事が始まり
続きます。時は戦国時代に突入し↓
大友氏の戦乱にあって社殿は焼失。元禄時代、黒田藩奉行の平井勘太夫重勝の頃に社殿が再建。宝永時代、『稲荷神社』が新たに建てられ、『妙見社』は相殿でお祀りされるようになりました
とのこと。「相殿でお祀り」というのは、合祀ということ!?よくわかりません。
また↓
『二十五社天満宮』は、かつて博多中石堂町(現在の中呉服町)に鎮座されておりましたが、幕末この地に遷座されました
さらに↓
大正4年、妙見周辺の幾つかの小社が合祀され【千代森神社】は現在の姿になったと伝えられています
最後に小さく記されているのは↓
この辺りは街道の要衝で、七本の道が合流する巷(交差点)であったので「七ヶ辻」と云われておりました。「妙見通り」「妙見交差点」の名前は、当社鎮座の由来によるものと云われています
7本の道が合流するのは、結構大変そう。↓
そして↓
昔から、宝の精に出会えたら福禄を得るという言い伝えがあるので、参詣の人が多くて良いことです
こんにちは!↓
いかつい石はいったいなんだろう。↓
こちらは境内社。↓
鳥居をくぐって『北辰宮』。
ご祭神は「妙見菩薩」「天御中神」「北極星」。宇宙の根源を司る神、そして御縁結び、御導きの守り神
傾いているような気がしないでもない。ひょっとして宇宙のパワーで時空が歪んでいるということなのか。↓
それから、↓
『二十五社天満宮』。
ご祭神は「菅原道真公」。学業成就・諸芸能上達の守り神です
どどん。といった具合に↓
今回、こうして偶然【千代森神社】を訪ねたわけですが、
そのおかげで、「北極星」「宇宙の根源」「七ヶ辻」と、なんとも琴線に触れるマジカルワードに出合うことが出来ました。↓
暑い日だったんだけど、とってもスペイシーな感じがして、↓
ちょっと涼しくなった気もしたなあ。まる。
【千代森神社】
福岡市博多区千代1-31-30