君なんの鳥なのかホオジロなのか鳴いてみて【市の鳥】
先日、御笠川に沿って続く遊歩道をぼんやり歩いていたら、

なんとも言えない美声で鳴く鳥が、私の頭上を駆け抜けたのであった。こんにちは。

チチチッチチチッ。確かこんな感じで鳴いていた気がします。なんの鳥だかは分からない。

鳴き声だけでその鳥の名をずばっと特定できたなら、どんなにステキなことだろう。

そんな風になりたい!!知恵をつけたいっ!!

というわけで、いったいなんの鳥だったのか調べるべく、ダッシュで図書館へ向かったのでした。こんにちは。

さっそく借りてきた書籍『日本の野鳥』をパラパラ見ていたら、

おやホオジロの項に、
ホオジロの鳴き声はチチ、チチ
と記してあるではないですか。チチ、チチ。ホオジロと言えば福岡の市鳥。
そういえば以前、『舞松原古墳』を訪ねた際、森の中に立つ看板のホオジロの項を読んだことがあって、
その看板をいまいちど確認してみるとこんな具合。↓
全長16.5cm。全国で繁殖。冬になると北のものは南へ移動。やぶや林緑に生息。ほおがオスは黒色、メスは褐色。昆虫や草の実を食べます。鳴き声は「一筆啓上仕り候」と聞こえます
でもね、今回聞いた鳥の鳴き声に、一筆啓上なんて文言は聞こえてきませんでした。残念。いつか聞いてみたい。

それはさておきまして。

先ほどご紹介させていただいた書籍『日本の野鳥』のホオジロの項から、もう少し参照させていただくと(ありがとうございます)↓
ホオジロ。スズメ目ホオジロ科。全長17cm。平地から山地の畑、川原、草原などに生息、繁殖。おすはこずえや電線にとまり胸を反らせてさえずる
電線か。

これからは電線に目を光らせなくては。

参照はもう少し続きます。↓
一筆啓上などの聞きなしあり。草むらに枯草で巣をつくり、ひなに虫やミミズを運ぶ。小さな群れで生活。めすはおすより淡い色で頭に黒い部分がない
とのこと。ホオジロについては第一候補として置いておくとして、

他の鳥はどんな感じ!?

というわけで、そのままなんとはなしに書籍を読みすすめ、ページはモズの項でぱたりととまることに。↓
スズメ目モズ科。キーキリキリというなわばり宣言の高鳴きは秋の風物詩。分布は全国、冬季は本州以南。繁殖期以外は単独生活ではやにえをつくる
そして
モズの仲間にはとらえたえものを枝などに突き刺しておく習性がある
ほぅ。秋の風物詩 is モズ。今回駆け抜けた鳥はモズだった可能性もあるのかな!?書籍をもう少し読みすすめてみると、↓
鳥のさえずりは主におすによるもの。さえずりではない鳴きを地鳴きという。聞きなしとは、さえずりを人の言葉にあてたもの
とありました。そして鳥それぞれの聞きなしの例が書籍の終わりの方にいくつか紹介されていましたので、こちらもしっかりチェック。

中でも興味深いのがコジュケイという鳥の聞きなしで、↓
ちょっと来い
そう聞こえるらしいんです。耳もとで鳴かれたらびくっとするしかないですよ。恐怖!鳴かないで!勘弁して!
さて、ここまでが書籍『日本の野鳥』のお話。実はもう一冊借りてまして。ここだけの話し。
では書籍『日本の野鳥』から参照させていただきます。ありがとうございます。ホオジロの項から参照しますね。↓
白い頬が愛嬌のある小鳥。秋から冬にかけては小さな群れで行動。チッチッチとかチチチチチッなど小刻みに鳴く
それからモズに関してはこうありました。↓
ギチギチギチギチと、けたたましい声で鳴く。住宅地では秋冬に見られる。全長約20cm。やや丸い体系で尾が長め。市街地の植え込みがある公園などで普通に見られる
ギチギチギチギチ。美声とは言えなさそうです。やっぱり違ったっぽくもある。

モズといえば、福岡にまつわるエッセイ本『新がめ煮』にもお話があって、

それはこんなエピソード。↓
p241 九月下旬になると、モズが高く鋭く鳴く。テリトリー宣言だそうだ。朝の気温が20度を下回るころからひんぱんに鳴く。モズのはやにえは、モズの足の指に力がないので、トゲに引っかけてクチバシで裂くため
ふーん、はやにえってなに!?どんなの!?とか軽い気持ちで検索してみたら。みたらさあ!!ねえねえ!!

ああ検索しなければ良かったよ。秋風が吹き抜ける。終わり。
