エイリアンアブダクションかも【いる?いない?のひみつ】
先日、遠い過去に読んだ懐かしい本を図書館で借りてみて、さっそく久しぶりに読んでみたら、色々と昔とは感じ方も違って面白い体験だなと思ったんです。
そこで再び図書館へ向かい、児童書コーナーを怪しく徘徊したのでした(比喩)。
今回選んだ本は、こちら「いる?いない?のひみつ」。学研まんがによる「ひみつシリーズ」の一つなんですが、良く見てみると『新』ひみつシリーズと書いてあります。え?どゆこと。リニューアル!?
ここでまず、学研まんがひみつシリーズについて、wikipedia「ひみつシリーズ」から参照してみますと、↓
学習研究社が1972年から刊行した「学研まんが」の中で、タイトルに「○○のひみつ」と付くシリーズ。2003年以後は『新ひみつシリーズ』が発行されている。『ひみつシリーズ』は1972年のシリーズ開始以来、2003年からの『新ひみつシリーズ』も合わせての累計発行部数は2013年時点で2300万部を超えている
続きます。↓
『ひみつシリーズ』は2003年に『新ひみつシリーズ』が刊行されて以降も併行して販売され、2007年頃までは重版されていた。その後、旧シリーズは全て絶版となり『新ひみつシリーズ』へと完全移行。
とのこと。ちなみに今回本当に借りたかったのは『古代遺跡のひみつ』もしくは『忍術手品のひみつ』なんだけど、訪ねた図書館では所蔵しておらぬとかそういう感じでしたので、第3候補のこちらとなった次第です。
それでも感激。あって良かった。サンキュー、図書館。
さっそく手に取ってページをパラパラめくってみると、タイトルはそのままに、中身は現代風にアップデートされているようです。中身を覚えてないからほんとうのところは分かりません。アップデートされてなくても怒らないで欲しい。
というわけで、本のお話をしていきます。ネタバレしかありませんので、くれぐれもご注意ください。
未確認研究所に招待された悠真(UMA)と優帆(UFO)。二人が所長とともに世界に散らばるUMAとUFOの痕跡を辿っていきます。これが本の話の軸。前半部分にUMAの事例、そして後半部分にUFOの事例が並び、それぞれに興味深い解説がされていきます
といった具合。ちなみにここでいう、↓
UMAとは未確認生物(unidentified misterious animal)のことで、UFOは未確認飛行物体(unidentified flying object)のことを指します
こういった豆知識が、それぞれのページに一文ずつ記されているんです。全ページだとかなりの情報量。大人が読んでも学びがあります。
さて前半部分に紹介されるUMAに関して言えば、まずネッシーの解説があり、そしてニューネッシーのお話が続き、しまいにはクッシーまで紹介されているじゃないですか!!
クッシーとは北海道屈斜路湖で目撃された巨大生物のこと。ここでちょっと思い出したことがあるんで、聞いてください。
そう、それはカッシー。柏原のマスコットとして知られるカッシーのこと。
彼もいつかUMAと呼ばれる日がくるのかな!?いやいや冗談ですよ。あれはキャラだから。名前が似てたから、それだけです。
では次に、本の後半部分へ移ります。ここからはUFOのお話。例えば宇宙人によるヒル夫妻誘拐事件(アブダクション)のお話があったり、小学生が宇宙人に遭遇したという甲府事件の解説も。
そんな流れに出てくるのが「チブサン古墳」。熊本にある「チブサン古墳」の壁画には7つの円と人物が描かれており、これは太陽と埋葬された人物というのが定説。
だがしかし、7つの円はUFOをそして人物は宇宙人を表現しているのだ!という説を唱える人(UFO研究家)もいるのだとか!!なるほどたしかに!?
それはさておき、九州にもちゃんとUFOにまつわるエピソードがあって嬉しい。出来ることならば福岡でのアブダクション話があったら最高だったんですけど。
もしアブダクションされたことあるって人は挙手願いたい。そしてそのままずっと挙手し続けてほしい!!
完。
(※まんがひみつ文庫 まんがでよくわかるシリーズ 学研キッズネットのウェブページはこちら)