馬車鉄道は馬車なのか鉄道なのか【福岡共同公文書館】

先日、二日市にある『福岡共同公文書館』を訪ねましたので、今回はそのお話です。

どこで手にしたか、とあるチラシを見て、気になる展示が行われているのを知りましたので、さっそく訪ねてみることにしたんです。

さてこちら『福岡共同公文書館』は、施設案内のリーフレットによりますと↓

福岡県と県内全市町村(北九州市・福岡市を除く)が共同で設置・運営する公文書館。このように県と市町村共同による公文書館は全国で初めての取り組みです

続きます。↓

福岡県と県内市町村の歴史利用として重要な公文書(歴史公文書)や行政資料を収集、整理、保存。一般の皆さまの利用に供しています

も少し続きます。↓

重要な歴史公文書を体系的に選別・保存。誰でも閲覧することができます

という施設なんだそう。

ではさっそくお邪魔します。入り口から館内へ入ってすぐ右のところに展示室。こちらが、今回訪ねてみようと思った展示が行われている場所です。

それから入り口正面には受付があって、その手前にエントランスホールというかロビー。

こちらでは現在、九州福岡特に二日市の鉄道に関するロビー展が行われている(いた!?)みたい。なかなかのボリュームでした。

メイン展示へ向かう前に、こちらを少し見学してみると、例えば↓

福岡県の鉄道交通の発達における、ここ二日市の地の重要性

だとか、はたまた↓

船越鉄道の九州鉄道との合併、そして宇美太宰府間は福粕鉄道が引き継ぐことに

などなど、大変勉強になるお話がたっぷり。特に気になったのは、太宰府馬車鉄道。↓

きっかけは1902年の「太宰府天満宮菅原道真公御神忌一千年大祭」。1901年、太宰府町の9名が個人の資格で太宰府二日市駅前を結ぶ馬車鉄道の特許を受ける。1902年の大祭に間に合わせるよう工事が行われた

とのこと。一千年大祭といえば、JR二日市駅西口ロータリー先に、大祭記念の立派な鳥居が現在もどんと立っています。↓

といった具合に鉄道展示を見終え、それからそのまま、当初の目的であった展示もしっかり見学できました。充実感。

きっかけがないとなかなか訪れる場所ではなかったので、こうして訪問することができて良かったです。

ちなみに施設の利用・閲覧に関しては、一定の手続きがあるようですので、事前のご確認をお願いします。

終わり。


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【福岡共同公文書館】

福岡県筑紫野市上古賀1-3-1

休館日:月曜日

火曜日から日曜日:09時から17時

※詳細はご訪問の前にご確認をお願いします。↓

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