水城の端の水城大堤こんにちは 02/03【水城04】
前回の続きです。↓
前回、ふと【大水城跡(水城大堤)】を辿ってみようと思い立ち、四王寺山の山すそにある『水城館』(休館中)を訪ねたのでした。↓
今回はといいますと、【大水城跡(水城大堤)】の東端である『水城館』を起点に、西へとのびる水城跡の「一部」を散策しますか?しませんか?というお話です。こんにちは。↓
さっそく、四王寺山側と水城土塁側を分断している「福岡日田線」を渡ります。
土塁はそこから真っ直ぐ伸びており↓
開始地点には祠があって、こちらは「賽の神」というんだそう。↓
土塁は遊歩道としてきれいに整備されてはいるけれど↓
なんとすぐに途中で途切れることになるんです。というのも「国道3号」「御笠川」「西鉄大牟田線」がそれぞれ土塁を横切って走るので、ご覧の通り大分断というわけです。↓
もちろん水城自体は、分断を越えたあとももまだまだ続いていくわけで、そのお話はまた別の機会にしたいと思います。
というわけで、今回はここでUターンし、↓
土塁の反対側へ廻り、そこから元来た方へ向かって引き返していると、途中で再び案内板を発見。↓
こちらには『水城瓦釜跡』と記してあり、さっそく読んでみると、↓
この地下には瓦窯跡が保存されています。平窯という九州では珍しい構造。8世紀中頃と推測されます
とありました。そして↓
さらに歩くとまた案内板を発見。↓
こちらは『東門木樋跡』。どうやらここで木樋が発見されたということみたい。↓
読んでみると、↓
木樋は木製の導水管。外濠へ給水するため土塁の下に木樋が設置されています。ここは取水口で、80mほど先に吐水口
それはつまり↓
土塁を起点に、水城無料駐車場辺りまでが、かつての外濠であったよ、ということのよう!?です。↓
とにもかくにも、ぐるっと水城(の一部)をひとまわりして、あっという間にスタート地点の『水城館』へ戻ってきました。
ちなみにここだけの話しなんですけど!『水城館』の上には展望台があるらしくて!!
これは行くっきゃない!?お話は次回に続きます。↓
【水城館】
福岡県太宰府市国分2丁目17