どうしてそんな表情をするんだい【金口池公園】
福岡県春日市に鎮座する『春日神社』の近くを歩いていたら↓
通りの右手にちらっとお堂が見えたんです。↓
おやおやと思って近づいてみると、どうやらここは公園みたい。そばのプレートには【金口池公園】とかいてありました。↓
なにがなんだか良く分からないけど、とりあえず私は園内に入ってみることにしたのであった。
正面階段をのぼると目の前にお堂があって、扁額には『立江地蔵尊』とあります。
あとで調べたところによると、こちらは通称『上の地蔵』ともよばれていて、四国徳島の「立江の地蔵」が祀られているのだそうです。
公園前の通りは「春日の杜通り」といって、通りはそのまままっすぐ『春日神社』へつながっています。こちら『上の地蔵』は『春日神社』となにかしらの関係があるのかな。
こちらもネットで調べたことだけど、「春日の杜通り」沿いには『下の地蔵』もあるらしく↓
『下の地蔵』は「いぼとり地蔵」とも呼ばれ、地蔵そばの石でいぼをこすると取れるとされています。
そしてその礼として、川の丸石を年の数だけお供えするのです。
とのこと。たしか、福岡市南区の『石投げ地蔵』にもいぼとりのお話がありましたね!!(→小さな丘に眠る太郎坊【石投げ地蔵】)↓
なるほど!とか、それな!とか言ってたんだけど、私は『下の地蔵』にかつて訪れたことがあったみたい。それがこちらの写真なんだけど、もう記憶があやふや!やば!!↓
(→近道の発見それはまさに天にも昇る心地【春日神社】)
さてさて。【金口池公園】の辺りは丘陵地帯になっていて、公園の奥に進んでみると、そこには傾斜を利用した迫力のある滑り台がありました。↓
また、公園の脇は遊歩道になっていて↓
そこに案内板があったので、読んでみたいと思います。↓
この地域には九州最大の須恵器窯跡群の一角を占める遺跡がたくさんあります。工房跡や窯の跡が発見されています。
とのこと。↓
ねえ、みんな!お気づきになられただろうか。こいつの姿を!!かつて「人面墨書土器」を見たときのような、ドキドキなトキメキが再び!!↓
(→やばやばのやば【人面墨書土器/仲島遺跡】)
「亀の形をした硯」なんだけど、この亀の表情!!いい顔してる。いったいどこに展示してあるのか。君はどこにいるんだい。是非お会いしてみたいぞ。キラキラー。
一通りうっとりしたあとに、公園を出てさらに坂道を上っていくと、「大牟田池」という大きな池があって、池のそばには「春日南小学校」。↓
そして池の脇のフェンスのところに案内板があって↓
こちらにもやはり須恵器のことが書かれていました。↓
この周辺には、山の斜面にトンネルを掘ってつくられた須恵器窯がありました。大野城市を中心に広がる牛頸窯跡群は全国で3本の指に入るほどの規模です。
おい!あの亀って、ひょっとしてこの池の亀だったり!?だったらすごくいい。それはステキ。
【金口池公園】
福岡県春日市春日6丁目110