白兎は八大龍王となり【福岡の民話第1集/加来宣幸編02】

前回取り上げさせていただいた書籍からもう一つ、お話を参照させていただきます(ありがとうございます)。

今回もいつもと同様に、書籍内から気になる箇所を参照させていただきながら、学んでいこうと思います。よろしくお願いします。

こちらの書籍『福岡の民話第1集/加来宣幸編』は、例えば前回ご紹介したミソミのお話、それから濡れ衣塚のお話、

(※濡れ衣塚のお話はこちらで!↓)

さらに伯賢(伯玄)さまのお話まで収録されていて、盛りだくさんな内容です。

(伯賢さまのお話はこちらで!↓)

さて今回ご紹介する民話のタイトルは、『海をとぶ白兎(筑前の伝説より)』。ではさっそく見ていきましょう。↓

日本から宋へ留学するお坊さまの一人に大応国師がいました。宋で10年学び「大覚心」という位を許され、帰国することになりました

続きます。↓

港まで2つの山越えがあり、2つめの険峯にさしかかったとき、1匹の白兎が大応国師へ向かって走ってきました。そして狼のなきごえが響き渡ります

続きます。↓

国師は兎を抱くと経文を読みはじめました。そして朝が訪れると、狼は去っていったのでした

国師は兎を抱いたまま港町へ辿り着き、船に乗ると大陸を去るのですが、↓

激しい雨、そしてひどく揺れる船。そこでここでも国師は経文を読みはじるのでした

すると!そのとき!

胸いに抱いていた白兎が突然海へ飛び込んだのです。すると波はなぎ、辺りに平らな道ができたのでした

そこで一同は、↓

白兎の跳ぶあとの道を歩き続けました

道は博多の姪浜まで続いており、↓

皆がようやく上陸すると、白兎は金色の姿で上空高くまいあがり、それから八大龍王の姿となって消えていったのでした

八大龍王!?(※八大龍王についてはこちらの記事も!↓)

それからのち、↓

国師は太宰府に崇福寺を開き、仏道にいそしんだということです。完

そんな民話。そういえば以前、旧筑肥線を辿った時のこと。(旧筑肥線の記事はこちらで!↓)

最終目的地の姪浜駅前に、

白兎の姿を目にしていました。

今思い出しました。

そこでネット検索をしてみると、福岡市西区市政だよりにこんなお話がありました。参照させていただきます。↓

姪浜には「龍王うさぎ伝説」という逸話があります。姪の浜五丁目にある興徳寺を開いた大応国師が、宋から帰国する途中でウサギを助けました。実はウサギは「龍王」の化身で、その加護により荒れた玄界灘を越え、無事に姪浜までたどり着きました

とのこと。ちなみに太宰府の崇福寺跡はこちらで、↓

訪ねたお話はこちらで是非。↓

終わり。

(書籍『福岡の民話第1集/加来宣幸編』から参照させていただきました)