みんながちょっと寂しげだったから【胴ノ元古墳公園】

前回の続きです。↓

前回、福岡県大野城市の牛頸地区に鎮座する【平野神社】を訪ねたわけですが↓

その【平野神社】前を走る「春日の杜通り」からそのまま住宅地へと入っていった先に↓

【胴ノ元古墳公園】があるんです。今回はそのお話です。こんにちは。↓

さっそく公園内に入ってみると、パンダやイルカがいてとっても賑やか。高まるう!!↓

滑り台も備え付けられ、元気なちびっこなら一ヶ月くらい一人で遊んでられそうです。↓

また「古墳公園」という名にふさわしく、園内にはそれらしいモニュメントがあって↓

こちらは『円筒埴輪』というらしい。ダンベルみたいな形をしていますね。↓

公園奥を見てみると、そこにはこんもりと草に覆われた円錐形の物体があって↓

これこそが、古墳公園の由来である【胴ノ元古墳】を!↓

復元したものなのだ!!え待って!?復元!?

 

というのも、現在この公園がある場所は、かつては高さ14mの丘で、その頂上に【胴ノ元古墳】があったらしいんです。↓

だけど浄水場の造成工事で丘陵が削られ、古墳はこちらに造られた公園内に移築・復元されたという、そんな歴史があるのだ。↓

たしかに、公園裏側には、大きな「牛頸浄水場」の姿が。↓

さて、それでは少し古墳のお話をしましょう。こちら【胴ノ元古墳】は直径約11mの円墳。1400年前の古墳時代後期のもので、横穴式石室を備えていて

玄室(死者を安置する部分)からは、ガラス玉とか須恵器が出土したといいます。

そっと近づいてみます。

開口部は草で見えづらいけど、なんとか発見。石室内には入ることが出来ません。

もともとここ牛頸の地は「牛頸窯跡群」と呼ばれ、数多くの須恵器が発掘されているという、そんな地域。↓

ということもあって、この古墳の被葬者は須恵器職人のリーダーではないかとも考えられているそうです。

古墳を覆う草がすごくて、近寄るのにちょっと躊躇しましたよ。ほら虫とかいるから。

そうこうしつつ帰る間際に園内を振り返ると、なんだかみんな寂しそうじゃん。

また来るからね!!多分来ないけど!!

(※結局また来た!↓)


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【胴ノ元古墳公園】

福岡県大野城市牛頸2丁目8